ペンギンオヤジの舌がん闘病記 Written by ペンギンオヤジ

【闘病記】口内炎と思ってたら舌癌だった

闘病記

こんにちは、ペンギンオヤジです。

17年4月にステージ3の舌癌(頸部リンパ節への転移もあり)を告知されました。

最初、舌に小さな腫れ物ができて痛みを感じたとき、私はそれが口内炎(舌炎)だと思っていたんですよね。

だけど、舌癌だった。。

今にして思えば、がんを疑うべき症状がいくつかありました。

今回の記事ではがんの初期症状を見逃さず、早期発見、早期治療につなげるためのポイントを私の体験談をふまえて、まとめてみたいと思います。

なお、私はお医者さんでも医療従事者でもないので、1人の舌がん患者の体験として読んでいただければ、と思います。

【目次】

舌がんを疑うべき3つの症状

checkのイメージ写真

私が最初に舌に痛みを感じたのは16年12月のことでした。そして、舌癌の告知を受けたのが、17年4月。その4か月の間、今になって振り返ってみれば舌癌を疑うべき症状が3つありました。

●市販の口内炎薬でいつまで経っても治らない

●体重が急激に減る

●低体温がつづく

それでは、私の体験を踏まえて具体的にどんな症状があったのかをまとめてみたいと思います。

市販の口内炎薬でいつまで経っても治らない

16年12月、舌の右端の方に痛みを感じて、鏡を見ると小さな腫れ物ができているのに気づきました。

口内炎だろうと思って、ドラッグストアで口内炎の塗り薬を買ってきて塗ってみました。

それから、毎日せっせと薬を塗っていたのだけど、まったく治りません。治らないどころか、むしろ悪化の一途をたどっている感じでした。

だけど、治らないのは薬が合っていないのだろうと勝手な解釈をして、ドラッグストアに行っては別の薬を買ってくる、そんなことを繰り返してました。

殆どの口内炎の薬の説明書を見ると、「2週間(または3週間)たっても症状が治らない時は、薬の使用を中止して医師などに相談してください」といったことが書いてあります。

私のように、治らないのに1か月も2か月も薬を塗って「治らないなぁ」と言ってるのは、論外なのです!(良い子はマネしないようにね)

今の私が言えるのは、市販薬で2週間たっても口内炎(舌炎)が治らないようなら、ためらうことなく「医者に行け!」です。

体重が急激に減る

一般論として「がんになると体重が減る」ということは私もなんとなく知ってました。

あとあと調べてみると、がん細胞が「炎症サイトカイン」という物質を大量に出すことで栄養豊富な血液を引き寄せ、優先的に栄養を奪ってしまうことから体重の減少が起こるそうです。

つまり、がん細胞が栄養をどんどん吸収してしまうということらしいです。

私は、がんになる前、体重は87Kgくらいありました。お腹にはたっぷりの脂肪が貼り付いていて典型的なメタボ体型だったんですよね。

それが何度ダイエットをしても減らなかった体重が、とくに何もしてないのに目に見えて減り始めたのです。

17年1月の体重(舌の痛みに気づいた頃):86.7kg

17年4月末の体重(がんの告知を受けた頃):73.8kg

17年6月はじめの体重(手術直前の頃):68.9kg

舌の痛みで食が多少、細くなっていたことも関係してると思いますが、それにしても・・・です。わずか5か月で18kg近くも体重が減ったのです!

3月頃からは日々、減りつづける体重計の数字を見ながら「もしかしたら・・・」と内心おびえていたのを覚えてます。

低体温がつづく

最後にもう一つ。

がんを告知される前後の頃、体温を測ると決まって35度台の後半(35.9とか35.8度くらい)の低体温がつづいてました。

「低体温=がん」とは言い切れませんが、「がん細胞は35度になると活性化する」と書いてある本もけっこうあります。

ただ、「冷えは万病のもと」といわれるように、低体温=免疫力低下=病気になりやすい、というのは事実のようです。

35度台の低体温がつづくようであれば、病気のリスクが高まっていると思った方が良いのではないでしょうか?

口内炎と舌癌の見分けはつくのか?

虫眼鏡のイメージ写真

私の場合、口内炎だと思っていた腫れが、いつまで経っても治らず結果的にステージ3まで悪化させてしまいました。

口内炎と舌癌の違いや見分け方についてググると写真付きで解説しているサイトなどがヒットすると思います。

そこを読むと舌がんの特徴などが色々と書かれてます。

ただ、個人的には素人が口内炎と舌癌を見分けるのは無理なのではないか?と思ってます。

口内炎と舌癌の見た目は、とくに初期段階においては、とてもよく似てるといわれてます。

それに、お医者さんでも舌癌を見逃してしまうことがあるのです。

ステージ4の舌癌を患い、最近テレビに復帰した堀ちえみさんも初期段階ではいくつかの病院を受診するも発見が遅れてしまったんですよね。

報道資料によると、堀ちえみさんが舌癌を告知されるまでの経緯は以下の通りであったようです。

・18年5月の連休明けの頃、舌の痛みを感じてかかりつけの内科でビタミン剤を処方してもらう

・11月頃、痛みがひどくなり歯科、内科、婦人科を受診するも「悪性腫瘍ではない」との所見だった

・19年1月、痛みが激化して大学病院を受診して、そこで舌癌の告知を受ける

《参考サイト》

このようにお医者さんでも口内炎と舌癌を見分けられなかったわけですから、素人の一般人が自分で見分けて判断するのは無理なのではないかと・・・と思うわけです。

まとめ(口内炎が2週間たっても治らなかったら迷わず病院へ)

病院のイラスト

私が早期発見、早期治療できずに舌癌をステージ3まで進行させてしまったのは、ずっとそれを口内炎だと思い込んでいたからです。

しかし、今になって振り返ってみればがんを疑うべき症状が3つありました。

(1)口内炎の塗り薬でいつまで経っても良くならない(口内炎なら2週間程度で治る)

(2)体重が急激に減少した

(3)35度台の低体温が続いていた

医療従事者でもない人が口内炎と舌癌を見分けるのは、とてもつもなく難しいことだと思います。

市販の口内炎薬で2週間たっても改善されないようなら、迷わずに病院へ行くことをオススメします。

「もしかしたら、がんかもしれない」という不安は大きいと思いますが、がんが進行して、良いことなんて何一つありません!

私も、もしもあの時の自分に戻ることができるなら「早く病院に行け!」と言ってやりたいです。