ペンギンオヤジの舌がん闘病記 Written by ペンギンオヤジ

【闘病記】再発転移で2度目の入院・手術

闘病記

ペンギンオヤジ「転移再発による入院、二度目の手術についてまとめてみました。」

最初の手術から10か月。首のあたりに小さなしこりのようなものを見つけ、検査の結果、頸部リンパ節への転移再発と診断されました。

※詳しくは以前の記事をご覧ください。

    【主なポイント】

  • 今回の入院・手術は転移再発した頸部リンパ節の切除のため
  • 入院期間は10日間
  • 手術は全身麻酔で行われ、約3時間
  • 退院後、放射線治療と抗がん剤治療を並行して行うことが決まる
  • 10日間の入院で支払った費用は約4万3千円(事前に高額医療費限度額適用申請をした)

【目次】

入院初日(18年5月10日)

13時半に病院に到着して入院手続きを済ませて病室へ。前回は1か月ずっと個室で入院費がエライことになったけど、今回はフツーの4人部屋になりました。

病室に到着して病院着に着替えると直ぐに看護師、薬剤師、麻酔科医、ドクター(と実習生)が次々と入れ替わり立ち替わりやってきて、アレコレと説明をしてくれる。

だけど、みんな一様に説明の最後に「1年前に1度、経験してるから大丈夫ですよね」と。内心「そんなにベテランでも常連でもねーぞぉ!」と呟く。

ただ・・・、説明を聞いていて「あっ!そうだった!」と気付いたのは全身麻酔で手術を受ける時に尿道カテーテルを突っ込まれるのであった!挿入時は麻酔で寝てるから別に何ともないんだけど・・・

抜く時にはちゃんと意識がある時に抜かれるんだよね。まぁ、痛いのはほんの一瞬だけなんだけどね。

麻酔科医的には2、3時間の手術ならカテーテル無しでも大丈夫だとおもうけど、ドクターがどう考えるか次第ですね〜と。まぁ、贅沢言ってられないので、やるならやるでガマンするしかないんだけど。。

初日の夕食

入院初日の夕食

手術当日(5月11日)

朝、6時半にバイタルチェック(検温、血圧測定)で起こされる。

朝食は無し。その代わりに「アルジネードウォーター(液体サプリ)」を2パック飲むように言われた。それと手術着と弾性ストッキングを渡されて、手術室へ向かう前に身につけておくようにとのことだった。

弾性ストッキングというのは、手術中に血栓ができるのを防ぐためのもので、足の甲とふくらはぎを覆う薄手のストッキングです。

14時、手術室へと向かう。手術室の前で何人もの関係者に取り囲まれて問診を受ける。

1年前の手術は10時間以上の大手術だったけど、今回は3時間前後で終わるし、メスが入るのも首だけなので、気持ち的にはだいぶリラックスしていた。

問診の後、いよいよ手術室の中へ入りベッドに横たわる。研修医と思わしき人が左腕に何度も何度も針を入れようとするのだけど、なかなかうまくいかないようで痛くてたまらなかった。。

「それじゃ、麻酔しますよ」の声が聞こえたかと思うと直ぐに意識がなくなって、気づくと手術が終わって病室に戻ってきていた。

手術後の夜は辛い。自由に体を動かせないし、水は禁止だし、左腕がずっと痺れるように痛かった。だけど夜勤の看護師さんが親身に対応してくれたのが、ありがたかった。

手術翌日(5月12日)

昨夜は水は禁止、体も自由に動かせず、何故か首の傷よりも左腕が痺れたように痛み、朝まで辛い時間を過ごした。

朝食はあまり手がつけられず、やっと解禁になった水の摂取に努める。

食後、車椅子に乗せられてレントゲン撮影に連れて行かれた。

病室に戻ると、看護師さんが2人がかりで身体中を綺麗に拭いてくれた。その時、尿道カテーテルも抜かれた(前回よりも痛みは感じなかった)。

カテーテルが入ってる間はずっと尿意があってモゾモゾした感覚がずっと続いていて落ち着かなかった。

母が亡くなるまでの4か月くらいずっと尿道カテーテルを入れられていて「トイレに行きたい」とずっと言っていた感覚が自分でも初めて分かった。

「あの時は分かってあげられなくてゴメン」と心の中で亡き母に手を合わせたのでした。

午後はスマホなどをいじりながら過ごす。リハビリ担当の先生が挨拶に来てくれた。

5月12日夕食

この日の晩ご飯。何とか完食できた(ご飯を食べるのも、ひと仕事や)。

5月13日

手術から2日。体の調子も少し落ち着いてきて動けるようになってきた。

ベッドでゴロゴロしながら読書したり、ツイッターをしたりしていた。

5月14日

体もだいぶ落ち着いてきたので、今日の午後から病棟の廊下を行ったり来たりのウォーキングを始めた。

手術後、朝晩と1日に2回の抗生剤の点滴も今夜で終わりとのこと。ずっと左の手の甲に刺さったままだった点滴の針も抜いてもらえた。

点滴台

点滴台に体を半分預けて病棟の廊下を行ったり来たり30分

5月15日

朝、6時過ぎに起床。バイタルチェック。

朝食後、院内のスタバでラテとバナナを買ってきて寛いでいたら診察室に呼ばれた。

そこで主治医と話す。検査結果待ちだが、場合によっては今後は放射線治療と強めの抗がん剤治療を並行してやるようになるかもしれないと言われた。

午後は自主練(ウォーキング)とリハビリ。血抜きのチューブがまだ抜けないので、筋トレはできず肩周りのマッサージをしてもらった。

バナナとミネラルウォーター

一緒に写り込んでるのは、この大学病院のオリジナルミネラルウォーター

5月16日

9時過ぎからリハビリルームで肩周りのマッサージと20分のバイク漕ぎ。けっこう太ももがパンパンになった

売店で安眠のためにアイマスクと耳栓を買う。これで同室の方々のいびきなどから解放される!!

11時前、処置室に呼ばれて血抜きのパックを2つとも取ってもらえて身軽になれた。

夕方、17時半頃から腹痛と微熱(37.6度)に苦しめられる。看護師さんは「緊急性はない、様子見で大丈夫」と言ってくれたが、少し不安が残った。

5月17日

一夜明けて、腹痛と微熱はすっかり治った!

午前中、リハビリ。最初に20分のバイク漕ぎ。その後、ウェイトを左手に持っての筋トレなどビッシリ1時間。

病室に戻る途中、院内の図書館に立ち寄ってがんや放射線治療のパンフレットをもらってきた。

昼前、処置室で抜糸をしてもらった。

病室の窓と夕陽

病室の窓から見る夕陽

退院前日(5月18日)

明日の午前中に退院予定なのだけど、少しでも入院時間を無駄にしないように・・・というドクターの考えでギリギリまで検査が続く。検査といっても今日の午前11時から丸々24時間のお小水(おしっこ)を全部採取するという簡単だけど面倒臭いもの。これで腎臓に飛び火(転移)してないか調べるとのこと。

14時頃から最後のリハビリ(バイク20分と左腕の筋トレ)

明日の支払い(入院費)の概算が出た。1週間の予定が10日に伸びたけど、概算で5万円くらいとのこと。

今回も前回も高額医療費限度額適用申請を事前にしておいたので保険適用部分の医療費が安くなって助かった。

5月19日

いよいよ退院の日を迎えた

前日から続けていた24時間採尿も11時で終了。結構な量が溜まった。その後、最後の採血。

11時半頃から退院手続きと精算。約4万3千円也

弟に迎えにきてもらい、病院を後にした。

退院したといっても、これで「めでたし!めでたし!」とならないのが、がんという病気の怖いところ。

既に放射線治療と抗がん剤治療のスケジュールも決まっているので、100%安心というわけにはいかない。

とにかく、一つひとつ乗り越えていこうと思った。